ダイレクト出版のネトウヨビジネスが流行っているらしい件
ダイレクト出版というとビジネス系の高額商品(人によってはこれを情報商材という人も少なくない)を販売しているというイメージが以前まではあった。
しかし最近は、いわゆるネトウヨビジネス(保守ビジネス)に注力し、結構繁盛しているのではないか?
そんな印象を覚える。
とにかく、サイトを見ていても、youtubeを見ていても、スマホのアプリの中を見てみても、ダイレクト出版の広告が多い。
私が確認する限り、
- ダイレクト出版
- ダイレクト出版と同じ系列と思われる経営科学出版
から販売されているようだ。
私が調べた限り、
おおよそ月々2000円代のサブスクリプション型のサービスとして、
以下のものを確認できた。
- 三橋貴明「月刊三橋」
- 藤井厳喜 「藤井厳喜の「ワールド・フォーキャスト」
- 上島嘉郎 「ライズ・アップ・ジャパン」
- 河添恵子 「河添恵子の国際情報アナライズ」
- 北野幸伯 「パワーゲーム」
- 丸谷元人 「60分で世界の裏を読む「月刊 インテリジェンスレポート」」
- 田中英道 「NEW HISTORY」
- 堤未果 「月刊アンダーワールド」
サービスの内容としては、販売ページを見るかぎり
いずれも、原則月1回の動画の講座にプラスアルファのコンテンツが付属しているようだ。
現在ではyoutubeでも有益で有料級の動画が沢山発見できるわけだが、
ダイレクト出版の有料サービスには、無料の動画とは違うどんなメリットがあるのか、気になるところだ。
もう一つ気になることがある。
それは、情報の信頼性である。
2020年に、アメリカ大統領選挙では、バイデンが勝利したが、
トランプ支持者が、選挙に大規模な不正があったと今でも、抗議を続けている。
しかし不正選挙の陰謀論は、アメリカ連邦最高裁の司法審査の却下、
バー司法長官の否定発言等により、徐々に下火になっている。
藤井厳喜、河添恵子も不正選挙の陰謀論を展開しているが、
こんな素人でも、騙されないトランプ支持者のデマを支持するような人の情報が有益なのか、個人的には大きな疑問を感じざるを得ない。